こんにちは。
突然ですが、皆さんは洗濯物はどこに干していますか??
戸建ての場合だと、大きく分けて『庭に干す』タイプの方と、『2階のバルコニーに干す』タイプの方がいらっしゃると思います。
これは、人によって 生活スタイルの違い や 土地の大小 にもよると思います。
大きな土地に建物を建てられる方は生活スタイルに応じて間取りも考えれば問題ないですが、都心部に住んでいる方など、あまり1階に庭を設けられるほど土地が広くない場合は、2階で洗濯物を干すしかない場合もあるかもしれません。
そこで、今回は2階で洗濯物を干す場合の、家事がラクになる間取りについて考えてみました!
2階に浴室&洗面所でお洗濯がラクになる間取り
間取りはコチラ!
10m×10mの100㎡の土地をモデルに約32坪の住宅です。
2階に浴室・洗面脱衣所を設ける
洗濯干場が2階でも、洗濯がラクになるポイントは「2階に浴室・洗面脱衣所を設ける」です。
私は今は賃貸住まいですし、実家は田舎で庭に洗濯物を干していたので、2階に洗濯物を干すということ自体経験がないのですが、「1階で洗濯をして2階に洗濯物を持っていく」とか超面倒臭い!と思ってしまうので、まずは2階に浴室と洗面脱衣所を設けました。
2階で洗濯を行えば、1・2階間を階段で上り下りする労力がかからず、さらに浴室と洗面脱衣所、バルコニーを直線状に並べたため、洗濯が非常にラクに済ませられます。
室内物干しスペースで生活スタイルに応じた暮らしを
バルコニー前のスペースには 室内物干しスペース を設けたので、雨の日や帰宅が遅くなる日など、生活スタイルに応じて使い分けることができます。
カウンターを設けると、取り込んだ洗濯物をたたんだり、アイロンがけをしたりするスペースとしても活用できます。
また、ここでたたんだ洗濯物は、そのまま各部屋の収納へ収納すればいだけなので、洗濯から片付けまで全て2階で済ませることができます。
階段を家の中心に設けて動線を単純化
2階に浴室や洗面所を設けるということは、過ごす時間の多いLDKからは少し距離ができてしまいます。
そのため、なるべく2階への動線を短くするために階段を家の中心に設けて、1階のどこからでも2階へ移動しやすくしました。
洗濯家事だけがラクになるように考えて、他の家事がしづらくなってしまうと、全体の家事の効率が下がってしまうので、1・2階をどう移動するかを考えることも重要ですね。
ゆとりの出来た1階のスペースを有効活用
一般的に間取りを考えると、1階に【LDK・和室・浴室・洗面脱衣所・トイレ】、2階に【主寝室・子供室・トイレ】を設けることが多いため、1階のボリュームが大きくなりがちです。
しかし、今回は浴室・洗面脱衣所を2階に設けたので、1階に少しゆとりのあるスペースができます。
そこを、今回は【SIC(シューズ・イン・クローゼット)】と【ワークスペース&パントリー】として活用しました。
【SIC】は、靴だけでなくスポーツ用品やベビーカー、掃除用具など室内には置けないものを収納する場として人気ですが、収納量を多くしたり家族用玄関を作ろうと思うと結構なスペースが必要になります。
今回はゆとりのできたスペースで、家族用玄関にもなるSICとしました。さらに、コート用のクローゼットと手洗い用の洗面を作りました。
【ワークスペース&パントリー】も最近人気のスペースですね。こちらは住まい方によって、納戸にして収納を増やしてもいいですし、趣味のための部屋にするのもいいですね。
このように、1階にゆとりができることで、生活に応じて自由に使えるスペースが増えるのも嬉しいですね。