以前、同じタイトルで、夫婦二人暮らしの1LDKの平屋の間取りを紹介しました。
これを最近始めてみたinstagramに投稿してみたところ、思っていたよりかなりの数の「いいね」や「コメント」を頂き、とても驚きました……
猫好きな方や、平屋好きの方だったりにたくさん見てもらえたみたいです。
今回は、同じテーマで子供部屋もあるタイプの間取りを考えてみました!
猫と暮らす中庭テラスのある家
細かい考え方やこだわった点などは、前回とそう変わりないので割愛しながら、今回のポイントをご紹介したいと思います。
フレキシブルな使い方が可能な寝室+子供部屋
今回は夫婦2人と子ども2人という家族を想定しました。
我が家も将来的には子どもは2人ほしいなーなんて考えています。
しかし、実際には家を建てる時期が子どもが生まれる前だったり、家庭をとりまく環境によっては子どもの人数もどうなるか分からないケースもあると思います。
そのため、子どもの人数や成長過程において、リフォームを加えながら柔軟に自由に使えるような各室の在り方を目指しました。
■子どもが小さくて、一緒に寝る場合(夫婦2人+子ども1~2人)
まず、子どもが小さくまだ子供室が必要ない場合です。
一番上のように、ベッドを並べて家族全員が同じ部屋で寝ることができます。
最初は特に主寝室に収納は設けてありませんが、もう一つの洋室が空き部屋となっているので、そこのクローゼットに洋服を収納したり、部屋自体は客室にしたりしてもいいでしょう。
■子ども一人部屋を持つ場合(夫婦2人+子ども1人)
子どもが1人の場合、空き部屋になっていた部屋をそのまま子供室とできます。
主寝室には収納がないため、図のようにWIC等をつくってもいいでしょう。
子どもが巣立った時には、また空き部屋となるので、趣味の部屋にしたり夫婦の自由な使い方ができると思います。
■子ども一人部屋を持つ場合(夫婦2人+子ども2人)
子どもが2人の場合は、夫婦が空き部屋を利用し、それまで使っていた部屋を壁で区切って、それぞれの個室とできます。
子どもが巣立った時には、壁を取り払ってもとに戻してもいいですし、そのままにして夫婦それぞれの個室に活用するのもいいと思います。
猫のための中庭テラス
前回と同じで、猫のための安全な外部空間として、中庭テラスを設けました。
この中庭テラスは玄関・LDK・各部屋前の廊下から出入りできます。
今回は各部屋への動線として廊下を作ったのですが、ただ壁と壁に挟まれている移動するだけの空間になるのは嫌だったので、明るく開放的な廊下としました。
暑がり猫のための土間空間
うちの猫は暑がりなのか、暖かそうなクッションや毛布の上より、冷たいフローリングや玄関の土間に転がっています。
今も、どこいったのか家の中を探してみると、やっぱり玄関で寝そべっていました(笑)
そのため、家族と同じ空間でも満足してくつろいでもらいたいなと思い、LDK空間の中に少しですが土間空間を設けました。
サービスヤードで家事ラクに
前回の間取りでは、中庭テラスに洗濯などの家事スペースが面していたので、中庭テラスを洗濯物干場としても活用できる間取りでしたが、今回は少し場所が離れてしまったことと、玄関を入ったところから丸見えになってしまうため、家事専用にサービスヤードを設けました。
洗濯物を干したり、キッチン側からも出入りできるため、ゴミを一時置いておくなどができ、家事の手助けに一役買ってくれそうなスペースです。
その他
- 家族の生活動線がかぶらないように、脱衣室も洗面も洗濯機も分けたい!ということで水回りスペースを細かく分けました!
- 対面キッチンは憧れますが、個人的には壁向きの方が作業しやすい気がするため(壁に色々つけられる)、壁付のキッチンにしました。その代わりに、カフェのようなカウンターを設けて完全にキッチンが丸見えにならないようにします。(対面キッチンも可能な程度の広さはあります)
- 限られたスペースを広くみせるため、ダイニングテーブルは設けず、カウンターテーブルとしました。食事は家族みんなで食べるときは、リビング側のテーブルで。